中部流通特集:人手不足解消まったなし 2040年就業者、卸売・小売業が最も減少

小売 特集 2019.03.12 11847号 01面
ヤマナカ庄内通店のセミセルフレジ(東芝テック製、SS-900)。生産性1.5倍へ

ヤマナカ庄内通店のセミセルフレジ(東芝テック製、SS-900)。生産性1.5倍へ

 食品スーパー各社が現在直面する大きな課題の一つが「人手不足」。全産業にいえることだが、特に食品スーパーなど小売業は店舗従業員の3分の2強をパート、アルバイトが担う事業モデルであり、人がいなければ社員に負担が集中する。一方で、国が「働き方改革」による残業削減などを掲げる中、営業時間の短縮や定休化への動きもあり実際、今年の正月営業の一部を取りやめたチェーンもあった。そういった中、今年1月に厚生労働省が2040年の就業者数が17年比1285万人減る推計を示した(表)。

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