アビー、仏クウェリと新会社 CAS・日本食材を欧州へ
アビーの大和田哲男社長(中央)とCAS食材を使用する三つ星レストランのシェフら
アビーは、フランスの水産会社QWEHLI(クウェリ社)と共同でパリに新会社を立ち上げる。細胞組織を生かす技術「CAS(セル・アライブ・システム)」をフランス国内で販売し、将来的にはEU圏全域に普及させる。新会社は日本の食材をEUに輸出する拠点としても活用する。 クウェリ社は、ミシュランガイドで星を獲得した有名レストランやMOF(フランス国家最優秀職人)の称号を持つ料理人と直接取引する水産会社。取引先の要望に応じ、魚介類の下処理をした後CASで、冷凍