16年エンゲル係数、29年ぶり高水準 調理食品押し上げ

総合 統計・分析 2017.02.24 11490号 01面

 総務省が発表した2016年の家計調査速報によると、消費支出に占める飲食費の割合を示す「エンゲル係数」は、2人以上の世帯(平均世帯人員2.99人、世帯主の平均年齢59.2歳)で25.8%だった。前年に比べ0.8ポイント上昇し、1987年以来29年ぶりの高水準。特に「調理食品」への支出が数字を押し上げた。共働き・単身の世帯増、食のレジャー化を反映した。(涌井実)  1世帯当たりの消費支出は月平均28万2

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