味噌・塩麹、姿変え需要創造 利便性向上で消費後押し

 日本の伝統的な発酵調味料である味噌や塩麹がその姿を変え、徐々に食品業界に浸透してきた。消費拡大のキーワードは「利便性」。ペーストやパウダー状に加工された味噌や液状の塩麹は使いやすく、一般家庭や食品加工の現場で新たな需要を生み出した。既成概念にとらわれない柔軟な発想で誕生した商品が、マーケットに一石を投じている。(涌井実)  味噌最大手のマルコメは今秋、世界的ファッションモデルのミランダ・カーが監修し

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