事業承継、「経営上の問題」7割 実施企業の3割、5年後に好業績 帝国データバンク調べ
経営者の高齢化や後継者不足を背景に、71.1％の企業が事業承継を「経営上の問題」と認識していることが帝国データバンクの調べで分かった。事業承継計画の有無については「計画はない」が29.1％で最も高く、「計画があり、進めている」は22.9％にとどまった。「すでに事業承継を終えている」と答えた企業のうち26％が次年度に、30％が5年後に業績面でプラスの影響があったと答えるなど、業績への影響が一定程度表れることも浮き彫りとなった。（涌井実）
