全国味噌特集:関東・静岡地区動向=店頭アイテム減少傾向

味噌・醤油 特集 2019.03.18 11850号 09面

 他のエリアに比べて地域色が薄い関東地区では、味噌の取り扱いアイテム数を絞り込む小売店が増えてきた。売場ではPOSデータの上位を占める各社の“エース級”商品がしのぎを削り、地方メーカーの商品や新商品が入り込む隙がない。製販が協力して商品を育てていく余裕はなく、「売上げを計算できる商品をいかに維持していくかが大切」(大手流通業関係者)だ。特に大消費地である首都圏では「売り」につながる提案が必要で、サイズやパッケージを含めた商品の価値訴求が重視されている。

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