「NIPPON」アグリビジネスサポート:自然栽培新潟研究会 活発化する環境保全型農業の動き

上野農場 上野晃氏

上野農場 上野晃氏

(上)自然栽培新潟研究会討論会。吹雪の中で熱く語る。左奥が宮尾浩史会長(下)女性の参加も多い。夫婦円満が成功する農業のカギともいう

(上)自然栽培新潟研究会討論会。吹雪の中で熱く語る。左奥が宮尾浩史会長(下)女性の参加も多い。夫婦円満が成功する農業のカギともいう

 農業特区新潟はICT農業が注目される一方で、環境保全型農業の動きも活発化している。無施肥・無農薬栽培を実践する「自然栽培新潟研究会」は宮尾浩史会長の下に稲作部会、野菜部会、果樹部会、食・健康・環境部会に約60人が参加。勉強会や見学会の定期開催を通じて栽培技術の向上に取り組んでいる。  阿賀野川最下流域の新潟市北区で宮尾農園を営む宮尾代表は1994年に就農。稲作と平飼養鶏の耕畜連携で水稲栽培による副産物の稲わらともみ殻、くず米、米ぬかを養鶏場の敷きわら

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