ものづくり新潟 雪室活用と伝統食再発見:幸源 高齢者向けに「きりざい」

地域の野沢菜生産の活発化に意欲を示す桜井康司・美樹子夫妻

地域の野沢菜生産の活発化に意欲を示す桜井康司・美樹子夫妻

 【新潟】長年にわたるお得意さまの電話から商品化に至ったという幸源の「きりざい」。野沢菜漬を細かく切り、ニンジンと塩漬け大根をそれぞれ小さく切って加え、煮干しだしの醤油調味液にごまを加えて味付けした。  幸源は約40年前、先代が1978年に山菜製造を事業とする桜井食品を創業。主婦の社会進出に伴って、漬物製造に手を広げ、キュウリのぬか漬けや白菜の浅漬キムチ、ニシンの糀漬けなど作る端から飛ぶように売れた。その後、魚沼市の勧めで食品工業団地に移転。7年前、代

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