韓国・海洋資源研究開発最前線:済州島のサボテンヒラメ増産 莞島アワビはASC認証取得へ

ワンドタワーの下の海に広がる養殖場

ワンドタワーの下の海に広がる養殖場

 韓国水産物の対日輸出拠点である済州島(チェジュド)と莞島(ワンド)を舞台に、新たな種苗の研究開発や世界的なブランドづくりが加速している。済州島では海洋水産研究院が、病気にかかりにくい安心・安全なヒラメを育成する養殖技術を開発。日出峰(イルチュルボン)の「サボテンヒラメ」のブランド力向上と日本と世界市場への輸出量1万tの実現にまい進する。莞島では生産者300人を束ねるチョンサンバタ社が、世界輸出を視野にエゾアワビ養殖場と加工場の水産養殖管理協議会(ASC)認証を申請中。これを

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