山田水産 生産性向上と現場力 世界ブランドへ(下)山田からYAMADAへ
20年にわたり、養鰻場を支えてきた加藤尚武取締役養鰻部部長
加工前のウナギ。清浄な地下水で48時間さらす立場工程
水産庁に問い合わせが入るという山田水産の「うなぎの駅」。鹿児島空港から車で約1時間半の距離にあり、利用客は近隣地域のファミリー層から中高年、県外から食事やギフト用鰻製品を求めて来店する客も増え、にぎわう。山田信太郎専務はコト消費に着目。フェイスブックなどSNSを使って「うなぎの駅」で展開するイベントやキャンペーンを発信。日本の伝統的な祭りからハロウィーンやクリスマスなどの催事企画やメニュー開発に注力する。 山田専務は「訪日客は地域に伝わる日本文化が