食品宅配、1兆9000億円超市場 14年度2.9%増で堅調 矢野研調べ

小売 統計・分析 2015.08.05 11222号 04面

 食品宅配サービスの14年度の市場規模が1兆9348億円、前年度比2.9%増と堅調に成長していることが矢野経済研究所の調査で分かった。背景には少子高齢化が進む中、共働き世帯の増加や生活様式の多様化に加え、人口が増える高齢者に見守りサービスを兼ねた宅配需要の増加があるという。今後、実店舗とインターネット通販との相互活用などオムニチャネル化が進み、食品宅配サービスでも同様の動きが活発化すると見る。19年度には市場規模2兆1470億円に成長すると予測する。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介