アニサキス報道から鮮魚低調 求められる正しい情報

小売 ニュース 2017.06.28 11549号 04面

 日本チェーンストア協会(JCA)や食品スーパー(SM)3団体の5月販売統計で水産部門の売上げが低調だった。アニサキスによる食中毒が増加していると報道され、一部のタレントが相次いで被害を報告したため販売に悪影響した。鮮魚では生魚の買い控えが起こり、刺し身の動きが鈍かったほか惣菜でも寿司が不調だった。業界団体からは店頭での正しい情報提供が求められるとの声も出た。  JCAの5月の水産部門の既存店ベースの売上高前年同月比は3.8%減、4月は0.7%増だった

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