5月スーパーの酒販売、仮需でプラス 反動の見通しは慎重

小売 ニュース 2017.06.28 11549号 04面

 食品スーパー(SM)3団体の5月度の販売統計で酒類を含む一般食品の売上高は、全店ベースで前年同月比1.6%増、既存店で0.6%増と前年を上回った。日本チェーンストア協会(JCA)ではその他食品が1.2%減だったが、商品別の動きで酒類は好調だった。6月の酒税法の改正で値上がりする前の仮需要が発生したため。6月以降の反動減など影響については慎重な見方で、法改正を巡って冷静な対応を求める声もある。(山本仁)

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