17年上半期業態別販売、一進一退 根強い不透明感
17年上半期(1~6月)の業態別販売動向は一進一退の状況だった。各業態の既存店売上高伸び率は2月に前年割れだったが、4月に前年を上回って回復したが、再び5月にやや下落し、6月も同水準で推移した。昨年前年割れが続いた百貨店が持ち直し、SC(ショッピングセンター)も3月から4ヵ月連続で前年を上回ったが、GMS(総合スーパー)とSM(食品スーパー)はやや低調だった。CVS(コンビニエンスストア)も比較的堅調だったが、上げ幅は小さかった。下期の消費も先行き不透明感が根強いようだ。(