17年業態別販売動向 SM・CVSともに下落 依然として環境厳しく

小売 統計・分析 2018.02.07 11658号 12面

 17年暦年の業態別販売動向は、既存店ベースで食品スーパー(SM)が4年ぶり、コンビニエンスストア(CVS)も3年ぶりで下落に転じた。総合スーパー(GMS)も2年連続でマイナスだったほか、全体では微増の百貨店も食品は前年割れだった。8~10月の天候不順や青果の相場安のほか、業態を越えた競争激化や可処分所得の伸び悩みも影響した。将来不安やデフレマインドも根強く、いまだ厳しい消費環境がうかがえる。(山本仁)

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