7月販売統計、記録的猛暑も明暗 GMS・SM増加 百貨店・SCは苦戦

小売 統計・分析 2018.08.29 11754号 14面

 7月の販売統計は業態間で明暗が分かれた。記録的猛暑で夏物商材が好調だったほか相場高の青果が売上げを押し上げた総合スーパー(GMS)や食品スーパー(SM)の既存店売上高は前年を上回りコンビニエンスストア(CVS)も微増を確保した。一方で、大型店で客足が鈍ったため、百貨店とショッピングセンター(SC)が苦戦、中でも西日本豪雨の影響で中国地方で下落幅が大きかった。  GMSを中心とする日本チェーンストア協会(JCA)の7月統計は、既存店売上高で前年同月比1

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