7月商業動態、百貨店の苦戦響き下回る

小売 統計・分析 2018.09.05 11758号 10面

 経済産業省が発表した商業動態統計月報(速報)によると、18年7月の百貨店とスーパー(大型小売店)の売上高は1兆7001億円、全店ベースで前年比1.0%減、既存店ベースで1.6%減と2ヵ月ぶりに前年を下回った。このうち飲食料品の売上高は1兆0215億円、全店で2.0%増、既存店でも0.8%増と2ヵ月連続でプラスを確保した。スーパーは前年を上回ったが、百貨店のマイナスが響いた。  百貨店は既存店で5.1%減と苦戦した。食品も3.0%減だった。地区別では中

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