SM3月期中間決算 10社中7社営業増益 下期課題は集客力

小売 決算 2018.11.28 11800号 04面

 有力な食品スーパー(SM)の19年3月期中間決算(18年4~9月)は、連結ベースで10社中7社が本業のもうけを示す営業損益で前年を上回った。増益企業は事業の立て直しが奏功したほか、既存店が好調だった。ただし、既存店の売上高は記録的な猛暑で季節商品が好調だったほか、生鮮品の相場高など客単価の上昇で客数減をカバーした企業が多く、下期は集客が課題になりそうだ。人件費を中心にコスト増も継続し、同業他社や他業態との競争も厳しさが増す。人手不足の中で効率化を追求しながら、店の競争力をど

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