野菜高騰が長期化 加工品など代用需要に商機
人気のカット野菜、豊富な品揃え、具材提案が奏功している
野菜価格の高騰が2月も続き、長期にわたっている。白菜、大根、キャベツの店頭価格は中旬、平年比倍増で推移し、高止まりは4ヵ月に及ぶ。食品市場は代替需要に沸き、売価変動が少ないカット、冷凍野菜などが増え、一部で供給不安もうかがえる。加工品も野菜ジュースを筆頭に代用ニーズが盛ん。消費者の健康・野菜志向の深まりが感じられる冬商戦になった。(八木沢康之、吉岡勇樹) 野菜高の主因は天候不順。秋冬野菜は昨年10