胃心伝真=粋の継承

総合 コラム 2018.11.16 11796号 01面

 11月単月の「だしで味わう和食の日」給食は約8000校に上り、昨年から1500校も増えた。小中学校や保育所の給食を和食にし、汁物をだしを取ったすまし汁などにしてもらう、和食文化国民会議の普及活動は今年で4年目。教材資料の無料配布が好評を博し、全国へ広まった▼資料の裏面は親向けにホームページの和食レシピへ導き、だし調理や行事食を促す。小中校、保育所の総数は概算で4万校。5人に1人の子どもがだしの効いた、おいしい和食を食べる▼資料も手伝って家族の話題になることは想像に難くない。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介