揖保乃糸、18年生産量105万箱に 未来の消費者育成へ注力
井上猛兵庫県手延素麺協同組合理事長
【関西】18年の「揖保乃糸」生産量は昨年同様の105万箱となる見込み。井上猛兵庫県手延素麺協同組合理事長は「当初は増産も考えていたが、気温が低かったことなどもあり昨年並みとなった」とし「在庫調整をしながら少ずつ生産量を減らすことによって、バランスが良くなり引きが強くなる。製造コストが上がる中で、売りやすい状況がつくれる」とした。 「昨年は冬物商品がいつまでも並んでいたが、今年は冬物の商品を売り切り、春物商品にスムーズに変わる」(井上理事長)とし、ス