G7農相が新潟宣言 投資でFVC構築 「熊本」にも連帯表明

総合 ニュース 2016.04.27 11346号 01面
左からイタリア・マルティーナ大臣、米国・ヴィルサック長官、森山農水大臣、ドイツ・シュミット大臣、カナダ・マコーレー大臣

左からイタリア・マルティーナ大臣、米国・ヴィルサック長官、森山農水大臣、ドイツ・シュミット大臣、カナダ・マコーレー大臣

 米国、フランスなどの先進7ヵ国(G7)が参加したG7新潟農業大臣会合が24日に閉幕、宣言を採択した。欧州連合(EU)が事前に提案していた途上国などのフードバリューチェーン(FVC)構築のために、食品産業などによる責任ある投資の推進を宣言に盛り込んだ。推進のための組織として、G7フォーラムの設置も決めた。宣言は、熊本・大分地域で発生した地震の被災者や世界中で自然災害による被害に苦しんでいる人々に対する「連帯の意の表明」で結んでいる。(伊藤哲朗、山田由紀子)

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