J-オイルミルズ、大豆搾油工場始動 製油事業効率化へ 処理能力は年間37万t

岡山・玉島で稼働を開始した大豆食料コンビナート(中央部が倉敷工場)

岡山・玉島で稼働を開始した大豆食料コンビナート(中央部が倉敷工場)

 食用油の安定供給責任と畜産業界の疲弊を背景に、油脂とミールという表裏一対での事業効率化が求められている製油業界。J-オイルミルズがJA西日本くみあい飼料・全農サイロと共同で進めてきた「大豆食料コンビナート」が今夏ついに始動、倉敷工場として出荷を開始した。大豆搾油工場の建設は同社では半世紀ぶりで、業界内でも今世紀初。20人という少人数で、年間37万tの処理能力を担う超効率化を実現した「次世代型大豆搾油工場」が動き出す。(村岡直樹)

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