「泡モノ」はじける夏 伸びるスパークリングワイン市場 若い女性が需要けん引
「ワイン食堂パスターズ」の宮澤康一代表。泡モノ需要に期待を寄せる
シャンパーニュやスパークリングワインといった“泡モノ”が夏場のワインの消費をけん引している。従来、秋冬のパーティーシーズンが最大の需要期とされてきたが、状況が変わりつつある。特に伸びをけん引しているのが20~30代の女性ユーザー。メーカーやインポーターによる夏向けの商品展開や料飲店と連動した大規模イベントが女性の需要獲得につながっているようだ。 財務省の統計によれば、16年上期(1~6月)のスパークリングワイン全体の輸入量の伸びは前年比約8%増と2