メルシャン、2ワイナリー新設 日本ワイン、27年に倍増計画
代野照幸社長
ワイン最大手のメルシャンは、19年秋までに長野県の塩尻市と上田市にワイナリーを新設する。山梨県勝沼のワイナリーを含めて3拠点体制を構築し、日本ワインの製造能力を増強。酒類業界では量から質への転換が進む中、高付加価値の日本ワインを将来の成長ドライバーと位置付ける。長野県に新たな2拠点を得て、「27年までに日本ワインの販売を倍増させる」(代野照幸社長)計画だ。 メルシャンによると国内ワイン市場の日本ワインのシェアは5%程度にとどまるが、最大手であるメル