ボルドーワインが輸入減 日欧EPAの発効待ち
アラン・シシェル会長
フランス・ボルドーワインの輸入が減った。18年は前年比8%減の約1900万本だった。19年2月には日本と欧州連合のEPA(経済連携協定)が発効し、欧州産ワインの関税が撤廃。これを見据え輸入業者がボルドーワインの輸入を控えたと見られる。
24日、業界団体のボルドーワイン委員会が発表した。18年の輸入金額は約144億円となった。アラン・シシェル会長は日欧EPAを受け、「ボルドーワインの競争力が上がったと確信している」と強調。18年の輸入は減ったものの今