久留米工業大学、廃食用油発電システム開発

廃食用油再生装置

廃食用油再生装置

 【九州】久留米工業大学はこのほど、廃食用油を使った発電システムを開発した。通常バイオ燃料をそのまま使用すると、脂肪酸やグリセリンといった不純物の詰まりが生じる。エステル化などで解決は可能だが、30~60円/Lというコストがかかる。そこで富士エコ研究開発が、低コストで不純物を除去できるシステムを同大学へ依頼。約1年間をかけ開発に至った。  仕組みとしては、まず廃食用油をミキサーで微細化。そこに水を加え、ラジカル化という処理を行い分解性を高める。その後不

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