アフリカの慢性栄養不良、「スピルリナ」で改善 アライアンス・フォーラム財団

総合 ニュース 2018.12.10 11806号 04面
女性グループによるスピルリナ小規模生産

女性グループによるスピルリナ小規模生産

 アライアンス・フォーラム財団(AFF)は2050年に25億人の人口を見込むアフリカで、「スピルリナ」を活用した慢性栄養不良の改善に取り組む事業を実施している。人口増加が著しいアフリカで慢性栄養不良によって発生する、免疫不全、発育不全、さらには脳の発達障害による単純労働者の増加などは深刻な問題。援助に依存しない持続性のある栄養改善モデル確立を目指し、ザンビアからアフリカ全土へ活動を展開する予定。  スピルリナはアフリカに原生する高栄養の藻で、高温で少な

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