イセ食品、東大と試験鶏舎開設 次世代の養鶏技術確立へ

 鶏卵最大手のイセ食品は、東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場(以下、附属牧場)と共同で、次世代養鶏技術の開発に乗り出す。茨城県笠間市にある附属牧場に試験鶏舎を新設し、採卵鶏の生産性と鶏卵の品質向上を目指す。研究成果は海外提携先にも公開する。ASEANを中心とした国外の学生や研修生を受け入れ、人材育成も支援する。鶏舎は3月をめどに着工し、5月に完成する予定。夏ごろの本格稼働を目指す。  共同研究は今後3年間実施され、安全性や機能性を高めた鶏卵生産技

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