薬膳素材にもなる登録品種は193種 本紙調べ

総合 ニュース 2020.06.05 12061号 03面

 日本食糧新聞社の調べによると、中国の伝統医学「中医学」に基づく薬膳の素材としても活用できる登録品種(権利存続中)が計193品種=表参照=あることが分かった。オタネニンジンなどの薬用作物を除けば、ほとんどの品種が一般食材として認識されているが、薬膳の視点から見ると、作物ごとの部位や使い方などによって付加価値の高いものとして利用できる。現在、国会に提出されている種苗法改正案が成立すれば、海外流出が防がれ、日本ブランドの薬膳素材として中国などに対抗できそうだ。

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