ヒガシマル醤油、質・価値訴求を継続 家庭用白だし新味も
好調の「京風割烹白だし」(右)と今春発売の白だし新味「蛤と帆立白だし」
【関西】ヒガシマル醤油の20年度業績はコロナ禍で打撃を受けた業務用の大幅減収を家庭用の伸長でカバーできずに減収減益となった。一方、「量ではなく質を追求し、付加価値訴求への変革を進める」活動の継続で「牡蠣だし醤油」が20%超の伸びを維持し、淡口醤油の特徴を生かした「京風割烹白だし」も2桁成長を2年連続保持。コロナ禍の内食回帰の機運を背景に、21年度も高品質・高付加価値商品を提供し、健康長寿へつながる食卓提案で豊かな食生活に貢献する。
18日公表の20