極洋、20年3月期決算 減益も売上高最高 食品部門が水産カバー
水産大手の極洋が12日発表した20年3月期連結決算は、売上高が過去最高を更新する前年比2.5%増2625億円となったが、営業利益23.8%減29億円、経常利益18.6%減36億円、純利益30.1%減20億円といずれも減益。サケ・マスの損失計上とカツオの単価下落による収支悪化が響いた。食品部門は柱の冷凍食品・缶詰がともに前期に続き増収増益と、水産の苦戦をカバーした。期末配当は70円を据え置いた。
柱の水産商事は売上高1.7%増1271億円、営業利益は