胃心伝真=自分がかり

総合 コラム 2022.01.17 12348号 01面

 人の一生をどう区切るか考えた時、さまざまな分け方はあろうが、三つに分けられやしないか。まず第1期。人はこの世に生を受け、親の加護を受けながら生きる期間だ▼誕生して、人は1人だけでは生きていけない。栄養をもらい、さらに教育を受ける。親がかりだ。次は独立して社会に出て行く。大抵の人は会社に組み込まれ、社会人となって生産に従事する。社会的な活動を行う第2期。会社がかりだ。次は会社をリタイアしてからの第3期。ここで初めて時間を自分のために占有できる期間でもある。自分がかりだ。昔から

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