日本豆乳協会、豆乳で高校生応援 レシピコンテストも

飲料 キャンペーン 2020.06.12 12064号 06面

 日本豆乳協会は1日から、主に全国の高校生を対象にした「スポーツ豆乳応援キャンペーン」と、豆乳を使用したレシピコンテスト「第7回豆乳レシピ甲子園」を実施している。レシピコンテストは、家庭内での豊かな食事について家族で考えてもらおうと「豆乳たっぷりおうち料理部門」を新設。同部門では高校生に加え一般からの応募も受け付ける。

 新型コロナウイルスの影響で、インターハイ(高校総体)、春の選抜、夏の甲子園など高等学校のスポーツ競技大会の多くが中止になっている。同協会では大会を目指し努力してきた高校生に向け、豆乳をプレゼントする応援キャンペーンを実施している。スポーツをしている高校生に対し、植物性タンパク質摂取の重要性や有効性を訴求、豆乳の特性を理解しスポーツ時の止渇飲料として豆乳を選択する機会を作る。10月12日の「豆乳の日」を記念して16年から毎年、同キャンペーンを実施してきた。スポーツに最適な9~12月にかけて、毎年選ばれた学校に合計で約9000本を超える豆乳を提供してきた。9月末まで、スポーツの練習に励む生徒を持つ高校の体育科教員や部活動顧問などが応募し、所定の審査で、応募のあった学校やクラス、部活動単位の全員に豆乳をプレゼントする。

 レシピコンテストは9月10日まで応募を受け付けている。植物性タンパク質摂取の重要性を啓発する食育推進を目的に実施してきた。例年、全国各地の高校生から1000件を超えるレシピの応募があり、全国の高校生を対象にしたレシピコンテストの中では、最大規模となっている。

 今回は同協会が掲げている「いつでも、どこでも豆乳生活」のテーマに基づき、地域の食材や料理に豆乳を使った「郷土料理」部門、豆乳を使った家庭料理を考案する「おかず」部門、豆乳を使い新しい「スイーツ・デザート」を創作する部門、「豆乳×野菜部門」の合計4部門を設置している。また、今年の巣ごもり需要拡大を受け、「豆乳たっぷりおうち料理部門」を新設し、同部門は高校生の他一般からも募集する。各部門で「最優秀賞」1作品、「優秀賞」2作品、合計15作品を選出する。

 優秀な作品を数多く応募した学校には「最優秀学校賞」や「優秀学校賞」を授与する。各賞に選ばれた応募者には、表彰状と同協会加盟企業の豆乳商品セット(最優秀賞は豆乳1年分)を進呈する予定。レシピ甲子園で入賞したレシピは、豆乳協会が推進するレシピとして20年11月以降、豆乳の普及活動に活用する。9月末に最終選考に残ったレシピを実際に料理研究家が調理して最終審査を実施、10月12日の豆乳の日に各賞を発表する。(小島麻由美)

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