全国卸売酒販組合中央会 改正酒税法施行から3年「試練の年」

卸・商社 ニュース 2019.06.26 11899号 03面
松川隆志会長

松川隆志会長

 全国卸売酒販組合中央会の松川隆志会長は、改正酒税法以降の酒類流通環境に関し、「試練の年」との考えを示す。法的な安売り規制により「公正な取引の実現に向け、一定の改善効果があった」と認めながらも、「3年が経過し一時に比べ店頭価格は軟化傾向にある。納価引き下げを前提とした小売業からの見積もり合わせが相次いでいる」と指摘。問題のある事例に対しては「これまでの調査実績を踏まえ、一罰百戒で波及効果のある指示指導をしてほしい」と当局へ要望した。
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