サントリーホールディングス、PETボトル課題を解決 100%植物由来に成功
現行品と完成した試作品を持つ福本ともみ氏(左)と横井恒彦氏
サントリーホールディングス(HD)は植物由来原料だけを使ったPETボトルの開発に成功した。サステナビリティ分野での重要テーマの一つに「容器・包装」を挙げ、長年社会課題の解決に挑んできた同社。今後、早期の製品化に向け取組みのスピードをさらに引き上げる構えだ。グループ全体で掲げる「プラスチック基本方針」の目標である「30年までに新たな化石由来原料の使用ゼロ」の達成へ、大きな弾みとなることが確実視される。
福本ともみ執行役員サステナビリティ経営推進本部長