ポイント=誤審

総合 コラム 2019.05.31 11885号 03面

 時は戦国、下剋上の争いが続く。何の話かといえば、今の大相撲である。令和初の夏場所は、平幕の朝乃山が優勝した。毎場所、相撲好きの同僚と優勝力士を予想するのだが、今場所は見事に的中。朝乃山も驚いたろうが、当てた私も驚いた▼横綱白鵬、新大関貴景勝の休場などもあり、波乱の場所となった。群雄割拠の時代、どの力士にも優勝の可能性があり、台頭する若手は虎視眈々(たんたん)とそのチャンスを狙う▼13日目、朝乃山はジョージア出身の栃ノ心と対戦。栃ノ心は、勝てば大関復帰となる一番だった。土俵際

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