ニチニチ製薬、フィーカリ菌の腸炎抑制効果を確認

総合 ニュース 2019.10.16 11956号 09面

 ニチニチ製薬は8日、フィーカリバクテリウムプラウスニッツイ(フィーカリ菌)を大腸炎モデルマウスに投与し、腸炎発症抑制効果を確認したと発表、研究成果は9月25日ニューサイエンス社発行の医学情報誌「メディカル・サイエンス・ダイジェスト 10月臨時増刊号」に掲載された。
 フィーカリ菌は、人の腸内細菌中3~4%を占めるバクテリアで、多い人では20%に達することもある。
 潰瘍性大腸炎やクローン病の患者において落ち着いた時期に増加し、

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