10月商業動態、CVSに2%還元の効果

小売 統計・分析 2019.12.11 11983号 10面

 経済産業省が発表した商業動態統計月報(速報)によると、消費増税前の駆け込み需要の反動減が非食品を中心に見られた。スーパーが総じて低調なのは、衣料品・住居用品を扱う総合スーパー(GMS)の影響が大きい。コンビニエンスストア(CVS)は、キャッシュレス・ポイント還元制度の恩恵もあり全エリアで伸長した。
 百貨店の既存店は、前月に20%以上アップした反動で16.4%減となった。食品は4.7%減にとどめている。
 スーパーの既存店は4

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