新型コロナ影響:首都圏SM 顧客心理の変化見極め

小売 ニュース 2020.02.21 12017号 01面

 首都圏の食品スーパー(SM)では現時点で目立った消費行動の変化は見られていない。マスクや消毒液の品薄が続く以外に販売トレンドの変化はないと答えるチェーンが多い。インバウンド構成比の高い一部店舗への影響度もまだ明確ではない。
 この段階で各社が強化しているのは、店内の衛生管理と従業員の健康管理だ。インフルエンザ対策のマニュアルを徹底することを基本に、従業員のマスク着用への理解を求める店内掲示や、除菌を念頭に清掃を強化するなど新型コロナウイルスの拡大を受

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