10月商業動態、百貨店・DgSが復調

小売 統計・分析 2020.12.09 12157号 10面

 経済産業省が発表した10月の商業動態統計月報(速報)によると、増税後の反動減があった前年同月と比べ、コンビニエンスストア(CVS)以外は数字を持ち直した。CVSはタバコ増税の影響が大きく、売上げの減少率は前月とほぼ変わらなかった。
 百貨店は既存店ベースで前年比0.8%減だった。前年割れが続いているものの、2月から続いてきた2桁減に比べると持ち直した。非食品が数字を伸ばし、食品に限れば同5.4%減だった。それでも8ヵ月ぶりに2桁減から抜け出している。

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