大塚食品、「マンナンヒカリ」20周年 “低糖質・低カロリー”さらに訴求

農産加工 ニュース 2021.04.16 12215号 02面
20周年を迎えた「マンナンヒカリ」をアピールするイメージキャラクターの北斗晶

20周年を迎えた「マンナンヒカリ」をアピールするイメージキャラクターの北斗晶

 大塚食品のコンニャク生まれの米粒状加工食品「マンナンヒカリ」は2001年の発売から20周年を迎える。これを記念し、今春からイメージキャラクターとしてタレントの北斗晶を起用する。北斗が出演する製品紹介動画や本人考案のオリジナルレシピをブランドサイトやSNSなどで展開し、低糖質かつ低カロリーご飯の「マンナンヒカリ」の魅力を広く発信し、さらなる成長を目指す。

 「マンナンヒカリ」はおコメと混ぜて炊くだけで、ご飯の量とおいしさはそのままに、糖質やカロリーをカットし、食物繊維も摂取できる米粒状加工食品となる。同社独自の技術で見た目や香り、食感をおコメに近づけており、普通のご飯と同じように、無理なく食生活に取り入れることができるのが特徴だ。

 同品は発売以来、順調に伸長しており、特に「糖質33%カット」とパッケージに表記した18年からは昨今の糖質オフブームもあり、より顕著に伸長しているという。また、昨年はウィズコロナの影響から在宅需要による炊飯機会の増加や在宅太り対策などのニーズが拡大し、さらに好調に推移しており、通販用の1500gはヘビーユーザーに支持を得ている。

 14日にオンラインで開催した「『マンナンヒカリ』20周年オンライン発表会」に登壇した森河洋一執行役員製品部長は「世界初の市販用レトルトカレー『ボンカレー』の発売など、長年“食の進化”に挑んできた。糖質やカロリーをカットできる『マンナンヒカリ』で、これからも食をサポートできるように頑張っていきたい」とあいさつした。

 伊藤紫麻製品部プラントベース事業マンナンヒカリ担当PMは「1999年に関西地区限定発売からスタートし、2001年に『マンナンヒカリ』となった当初は糖尿病患者の食事療法として開発した特別用途食品だった。08年から一般食品として発売し、現在に至っている。ウィズコロナでの在宅時間増加により、さらに重要になった食事を我慢せずに『マンナンヒカリ』を取り入れることで、無理なく食事が楽しめることを訴求し、食卓に笑顔と健康を提供していく。そのために北斗さんを起用し、ブランドサイトや店頭、ECなど、ブランドとの接点を高め、同品の認知拡大や新規ユーザーのトライアルを図る」と意気込みを語った。

 なお、会場には北斗・佐々木健介夫妻が登壇し、「お米と変わらないのに糖質やカロリーをカットできる同品で、楽しい食生活を送ってほしい」とアピールした。(本吉卓也)

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