J-オイルミルズ、新体制で収益改善へ 佐藤新社長「スピード感もって」
佐藤達也社長
J-オイルミルズは今期、原料・為替円安など大幅なコスト増が引き続き予想される中、安定供給を継続するための価格適正化と戦略的なマーケティング投資、構造改革による生産効率の改善化を、新トップ体制で進める。前期、複数回の価格改定を実施するもコスト増には及ばず、合併創立後初となる赤字決算（営業利益ベース・後日報道）を強いられた同社だが、20日の決算説明会で「スピード感と実行力をもって収益性改善に取り組む。筋肉質な体質構築を図りたい」（佐藤達也社長）方針を示した。
