胃心伝真=元気な食
13日の迎え盆。父親が手を付けなかった夕食の天ぷらを、祖母が全部、きれいに食べてしまった。100歳になった祖母は、何でも喜んで食べる。自分の分を食べ終えたことを忘れてしまったのかもしれないが、頭はしっかりしているので「よく食べるなあ」と感心半分で見守った▼「元気に食べる」「食べて元気」。いつまでも繰り返していきたいサイクルだが、現実は難しい。長寿化のさらなる進行で、私たちが医療・介護の世話になる機会は間違いなく増える▼先日、伊那食品工業で新たに開発したゼリー剤で作った介護食