即席麺、91年JAS受検量は前年比1.2%増と伸悩み続く。袋麺は回復傾向

麺類 統計・分析 1992.01.29 7328号 1面

値上げの後遺症と景気減速による消費低迷の影響を受けて、即席麺の売れ行きが鈍化しているが、(社)日本即席食品工業協会の調べで九一年(1~12月)の即席麺JAS受検数量は袋麺、カップ麺合わせて前年比一・二%増とわずかな伸びだったことが明らかになった。袋麺は過去数年続いていたマイナス成長に歯止めがかかり、一・五%増と回復の兆しをみせているが、カップ麺は一・〇%増と前年の二・〇%増より鈍化を強めており、頭打ちになっていることがわかった。即席麺大手メーカーは昨年夏以降、タテ型カップ麺の

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