東京地区百貨店、バレンタインで巻返し図る

小売 ニュース 1992.01.31 7329号 4面

女性から男性へ思いを打ち明けることができる年に一度の大切なチャンスがバレンタインデー。そのバレンタインデーも今や二〇歳代OLにとっては中元・歳暮的存在となり、ポピュラーなニッポン国民の行事として定着して久しい。東京地区百貨店では昨年12月の売上高が前年を割り込み、歳暮ギフト、クリスマスギフトとも伸び悩んだ。景気減速の影響で消費者が慎重な買い物をするようになったことが原因とみられている。各百貨店ともバレンタインギフトで、昨年の不振の巻き返しを狙う。あの手この手の戦略で“バブル経

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