平成3年(1~12月)の輸入通関数量。酒類は5年振り前年割れ(大蔵省)

酒類 統計・分析 1992.02.21 7338号 1面

大蔵省は17日、平成3年(1~12月)輸入通関数量をまとめた。酒類関係はトータル三二万七六四八万㌔㍑、前年比四・〇%の減少となった。昭和62年以降毎年増加してきたが、昨年は五年ぶりに前年実績割れとなった。バーボンが一・六%増と、かろうじて前年を上回ったものの、スコッチ、ブランデー、ワインはいずれも前年割れ。五年連続二ケタ増で推移していたビールも九・三%増とペースダウンした。酒税法改正(平成元年4月)を機に大幅増が見込まれた輸入酒であるが、一昨年には大幅増の反動で勢いがなくなり

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