早場所椎茸産地の作柄、3月の天候次第

【静岡】梅の開花が例年より一〇日から半月くらい早いといわれるほどの暖冬で、ホダ場の椎茸発生は昨秋から継続的にみられている。大採れの時期ではないため、栽培家は適当に育った椎茸を採取して「生しいたけ」で青果市場へ出荷したり、効率が悪くても乾燥椎茸にしたりしている。ここ数年、今シーズンのような暖冬のため春子椎茸の作況を見る上で極めて難しくしているがダラダラ発生で大採時期がなくなったことだ。 椎茸種菌大手メーカーの森産業㈱静岡営業所では「昨秋から2月中旬現在ま

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