HARD&SOFT創刊50周年特集=先端技術-バイオが一次産業を変える

21世紀、五〇年後の最大の課題は人口増加に対応できるような食糧を十分に供給できるかという点だ。現在地球環境の悪化等により耕地面積は減少し続けている。このような状況で穀物の生産性を上げることが可能だろうか。実際には遺伝子操作等を含む技術によって、穀物の栄養価や収穫性を上げることが可能と思われる。もちろん砂漠化は広がっているところでは、耐乾燥、あるいは耐塩性の植物が開発される。このような植物を利用することによって砂漠を緑化したり、現在耕作に向いていない乾燥地を利用して穀物を作るこ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら