中国茶輸入、1月分は前年比90%増。烏龍茶、値上げ前に仮需
中国茶類の輸入量は烏龍茶の増加などで昨年はついに二万tを突破したが、今年に入っても引き続き増加基調を続けている。1月の輸入量はバルク物が二八一四・八t、個装品が一二三・七tで合計二九三八・五tとなった。これは前年比九〇%の増加である。 このように大幅に伸びたのは、烏龍茶ドリンクの需要が堅調なのに加えて、昨秋の交易会で決まった烏龍茶の値上げ(平均三・五%)が今年1月船積み分から実施されるための駆け込み需要(仮需)が発生しているためと思われる。